したためて 恐怖新聞

ホラー&サスペンスな映画しか書かないのよ(*´ω`*)

シャイニング

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シャイニング
The Shining
監督
スタンリー・キューブリック
脚本
スタンリー・キューブリック
ダイアン・ジョンソン
製作
スタンリー・キューブリック
製作総指揮
ヤン・ハーラン
出演者
ジャック・ニコルソン
音楽
バルトーク・ベーラ
クシシュトフ・ペンデレツキ
リゲティ・ジェルジュ
ウェンディ・カルロス
アル・ボウリー
撮影
ジョン・オルコット
編集
レイ・ラヴジョイ


あらすじ
コロラド州のロッキー山上にあるオーバールック・ホテル。小説家志望のジャック・トランスは、雪深く冬期には閉鎖されるこのホテルへ、管理人としての職を求め家族を引き連れ訪れた。
支配人のアルマンは、「このホテルは以前の管理人であるチャールズ・グレイディが、孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し、自分も自殺したといういわく付きの物件だ」と語るが、全く気にしないジャックは、妻のウェンディ、一人息子のダニーと共に住み込むことを決める。ダニーは不思議な能力「輝き(Shining)」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃する。
ホテル閉鎖の日、料理主任であるハロランはダニーとウェンディを伴って、ホテルの中を案内する。自身も「輝き」を持つハロランは、ダニーが自分と同じ力を持つことに気付き、「何かがこのホテルに存在する」と彼に語る。そして、猛吹雪により外界と隔離されたオーバールック・ホテルで、3人だけの生活が始まる。

 

キング(原作)のシャイニングとキューブリック(映画)のシャイニング。
私このシャイニングだけは原作を先に読んでから映画観たパターンだったのだけど(*´꒳`*)…

これは全く別の着眼点(キングとキューブリック)で描いた作品な気がしたなあ。
キング小説の面白さというか、なんだろう…小説ならではの心理描写がキューブリックでは一切切り落とされてるっていうのかなあ。
キューブリックは映画、映像(視覚)の尺の問題とかもあったりしたのかもしれないけど、狂気や恐怖映像にこだわるのが彼のスタンスであり、表現だから仕方ないのかもしれないけど…もう別モノだよね

正直私はキューブリックの作品は不気味なインパクトの映像を作るけどモヤモヤする映画、みたいな印象があって(´-`)
あまり好きじゃない。でも批判や嫌いと断言するほど彼の作品を知らないから、今は苦手かなってことにしとおく笑(*_*)


キング版では一家の内情が前半すごく丁寧に書かれているの。お互い家族三人がお互いを愛し大切に想ってることも映画より詳細に描かれてる。不吉な前触れ、些細な伏線、それが後半にすごく生かされてる気がする。ダニーの心情が特にかなあ。パパが好きだからママが大切だから根底に怖さより愛があるからなんとかしたかった、そのダニーの健気さも勇敢さも、ジャックのダニーを愛する気持ちも自分の苦悩も、ウェンディの寂しさも、根底に家族愛があるからこそかなって。
映画と原作のラストだけが違うのではなくて、たぶんキングは家族愛をこのシャイニングでテーマにしたかったんだろうなって私は感じたのだよね。


逆にキューブリック版のシャイニングは全くその家族三人の絆というか、うーん、そうゆうキング版の核的モノが感じられなくて、ジャックニコルソンの悪顔が原因でもなくて笑、ただジャックがキチガイになってしまったみたいな感じだし、ラストも原作と違い正気になることなく雪の迷路で凍死してしまうわけなんだよね。


でも、私はキューブリック版シャイニングをこの前久々に観たら、やっぱりこれはこれで面白いなあって感じるようになったの。
最大の理由はやっぱり「恐怖」ホラーを感じるから。キューブリックは説明解説、心情、それを映像に変えて表現することはあってもわかりやすくない。ましてやセリフで説明するシーンもない。得体のしれない何かを視覚で恐怖を増長させるのがすごく上手いなあって思った。得体がしれないって1番怖さを感じるもんなあって。ツッコミどころはあるけど、実際の怖い話はオチもなければ原因もわからない、それが一番怖くないですか??
キューブリックはたぶん、キングのそのホテル悪霊、ダニーとハロルドのシャイニングを解説や説明するシーン、ジャックの苦悩する過程をわざと省いて得体のしれない狂気を出したのかな、みたいな。
キューブリックはとことん怖さや狂気をこの映画で追求しただけなのかなと。
まあ、あくまでも私の感想です笑


このキューブリック版でキングさん大激怒して確かキング版シャイニングを作ったんだよね(*´꒳`*)やっぱりキングは人物心理描写、バックボーンあってこそみたいな、どう感じてなぜそうしたか、これが読み手をぐいぐい惹きつける魅力なんだなあと思う。
それがたまに長いけど…笑(*_*)
反対にキューブリックは視覚、カメラワークで惹きつける魅力があるのだなあと思う。
内容よりも五感的なインパクトみたいな。


キューブリック時計じかけのオレンジもかなりびっくりしたもんなあ。内容は好きじゃないけど(*_*)
もし、私の好きな曲TABOOとしびっとの「禁断の惑星」を映画化するならどう作るんだろう??
壮大で陳腐でインパクトで狂気じみた作品になりそうだなあ。観てみたい(*´꒳`*)

 

【なんとなく名シーン】
・タイプライター永遠愚痴まみれ
・前任者in赤いトイレ
・巨大迷路、上から覗くジャック
・ハロルドさん出瞬殺
・ダニーうしろむき脱出迷路
・クライム女王、その名もウェンディ
・やっぱりジャックの斧シーンかしら

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